新潟県がん検診精度管理調査結果について

1.調査の目的

 がん検診においては、精度管理が適切に行われなければ効果は得られないと考えられています。
 その点から、がん検診の精度管理はきわめて重要です。この調査は、新潟県生活習慣病検診等管理指導協議会における各がん検診部会が、新潟県で住民に対するがん検診を行っているすべての検診機関に対して、精度管理が適切に行われているかどうかを知る目的で行ったものです。(注意:職域検診や人間ドックはこの調査の対象外です。)

2.調査の対象

 この調査は、新潟県で住民に対するがん検診を行っているすべての市町村およびすべての検診機関を対象としています。

3.調査の種類

 調査は「1.がん検診事業評価のためのチェックリスト遵守状況調査(平成29年度分)(注釈)」と「2.精度管理指標数値の調査(平成27 年度分)」の2 種類を実施しました。
(注釈)チェックリスト遵守状況調査のうち、「精度管理指標把握に関する調査」については、指標の確定までに1 年以上かかるため、平成27年度分について調査しています。

1.チェックリスト遵守状況調査

 厚生労働省が設置した「がん検診に関する検討会」および「がん検診事業の評価に関する委員会」において検討され、平成20年3月に「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について-がん検診事業の評価に関する委員会報告書-」がまとめられました。
 その中で、「がん検診のためのチェックリスト(検診機関用)」「同(市区町村用)」「同(都道府県用)」が定められ、検診機関・市町村・都道府県がそれぞれ遵守すべき精度管理の要点について指定されました。そのチェックリストの遵守状況(遵守できていない項目が何項目あるか)に関する調査を行いました。

2.がん検診精度指標調査

 前述した「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について-がん検診事業の評価に関する委員会報告書-」に、いくつかのがん検診の精度の指標がまとめられています。それらの指標のうち5項目を選び、市町村ごとに調査を行いました。

調査項目

 精度指標のうち、「受診率」「要精検率」「精検受診率」「がん発見率」「陽性反応適中度」に関する調査を市町村単位で行いました。上記報告書では「受診率」を除くそれぞれの指標における数値目標も掲げられていますので、それも同時に掲載しました。ただし、「精検受診率」以外の指標は、人口構成による違いや継続受診者の比率などによっても影響を受けますし、「がん発見率」「陽性反応適中度」は小さな自治体では年度による変動が大きいとされています。一方、「精検受診率」に関しては、精度評価の最も重要な指標と位置付けられており、目標値は90%、許容値は70%(乳がんのみ80%)とされています。精検受診が70%未満(乳がんは80%)の市町村には、その理由の調査などをお願いしています。

この記事に関するお問い合わせ先

健康対策課 成人保健係

住所: 950-8570 新潟市中央区新光町4番地1
電話: 025-280-5199 ファクシミリ: 025-285-8757

更新日:2019年03月27日