にいがた減塩ルネサンスとは?

1. にいがた減塩ルネサンス運動とは

にいがたル減塩ネサンス運動表紙の写真

新潟県では、脳卒中、胃がんの死亡率が高く、これらに対しては、減塩対策が重要です。
外食の増加など近年の食環境の変化に応じて、企業を始めとした、多様な担い手による「にいがた減塩ルネサンス運動」を推進しています。

にいがた減塩ルネサンス運動の特徴 1.おいしく、気軽に、健康に 2.にいがたの食材・調味料の利用 3.飲食店・スーパー等の連携・協働

2. なぜ、減塩なの?

減塩にはどのような効果があるの?

従来の減塩活動は、脳卒中対策が中心でしたが、

  • 心臓病
  • 腎機能障害
  • 胃がん予防

にも効果があることがわかっています。

特に、新潟県では全国と比べ(平成24年人口動態統計)

  • 胃がん死亡率 ワースト3位
  • 脳血管疾患死亡率 ワースト3位
    であり、その対策が求められています
食塩摂取量の年次推移のグラフ

3. にいがたルネサンス運動 の目標

野菜や果物に含まれるカリウムは、体内の余分な食塩(ナトリウム)の排出を促し、減塩効果を高める作用があるため、「食塩を減らす」だけでなく、「野菜などからカリウム摂取量を増やすこと」も目指しています。
(注意)主治医より食事療法の指示のある方はその指示に従ってください。

新潟県の食塩・野菜・果物の摂取状況

県民の食塩摂取状況 平成23年のグラフ
県民の野菜摂取状況 平成23年のグラフ
果物摂取量が100グラムを下回っている人の割合 平成23年のグラフ

「平成23年 県民健康・栄養実態調査」

ステップ1 平成21年~24年度の目標の説明図

ステップ1の振り返り

食塩摂取量のグラフ
野菜摂取量のグラフ
果物摂取量が100グラムを下回っている者のグラフ
食塩摂取量は減少しました!
野菜は減少してしました…
果物不足の方が増えていました…
ステップ2平成25年~30年度の目標の説明図

4. 無理なくできる減塩のポイント

つけものは控えめにしましょう つけものは少量にして、できれば浅づけに。
めん類の汁は残すようにしましょう ラーメンやうどんの汁を半分残せば塩分摂取量を約40%減らせます
食材本来の風味を生かしましょう
具だくさんのみそ汁にしましょう ふだんと同じ味付けでも減塩につながります。
しょうゆ、ソースなどは、かけるのではなく、つけて食べましょう
加工品・インスタント食品は 控えめにしましょう 目には見えない塩分が含まれています。
レモン、酢や香辛料を 上手に利用しましょう
低塩の調味料を上手に使いましょう 酢・マヨネーズ・ケチャップなどいろいろな味付けで、上手に減塩。

5. 無理なく野菜をとるためのポイント

野菜料理を毎食1皿以上食べましょう 必ず1皿以上食べてね
過熱して、たくさん食べる工夫をしまししょう ゆでるとたくさん食べられるよ
つけ合せの野菜を残さず食べましょう ぼくたちは、かざりじゃないよ
つくり置きのできる野菜料理を活用しましょう 冷蔵庫と電子レンジを上手に使ってね
外食は一品ものより定食を選びましょう 野菜もいっぱい食べられるよ

この記事に関するお問い合わせ先

健康づくり支援課 健康立県推進班

住所: 950-8570 新潟市中央区新光町4番地1
電話: 025-280-5198 ファクシミリ: 025-285-8757

更新日:2022年07月01日