がん検診について

日本人のおよそ2人に1人が、がんになるといわれています。がん検診を定期的に受けましょう。わたしたちにできること、それは早期発見!早期治療!

がんの早期発見のために

今、がんはとても身近な病気です

あなたも私も、「がん」にかかる可能性があります。
けれど、医学のめざましい進歩により、検診などで早期に発見された場合は、治る確率も高く、しかも軽い治療で済むようになってきました。

がんの統計に関する詳しい情報は、下記の国立がん研究センターがん対策情報センターのホームページをご覧ください。

がん検診を定期的に受けましょう

症状がないまま進行するがんを早期に発見するには、健康だと感じていても定期的にがん検診を受けることが大切です。
これまでがん検診を受けたことがなかった人も、今年はがん検診を一緒に受けてみませんか。

どうやったらがん検診は受けられるの?

市町村が実施するがん検診は、どなたでも受診することができます。また、お勤めの職場でがん検診を実施している場合や、人間ドック等でも受診することができます。

ただし、対象年齢や受診間隔、実施時期、検査方法、検診料金、検診を行う場所は、市町村によって異なります。詳しくは、下記のお住まいの市町村の担当窓口にお問い合わせください。

がん検診で行われる検査とは?

ここでは、市町村が実施しているがん検診について紹介します。人間ドッグや医療機関によっては、検査方法が異なる場合があります。

※地域によって対象年齢や検診内容などが異なりますので、詳しくはお住まいの市町村のがん検診担当課にお問い合わせください。
※さらに詳しい情報は、下記の国立がん研究センターがん対策情報センターのホームページをご覧ください。

胃がん(参考:厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」)

対象となる年齢:50歳以上

※1 当分の間、胃X線検査に関しては40歳以上に実施も可

受診のタイミング:2年に1回

※2 当分の間、胃X線検査に関しては年1回の実施も可

どんな検査?

胃X線検査
胃X線検査の様子のイラスト

バリウム(造影剤)と発泡剤(胃を膨らませる薬)を飲み、胃の中の粘膜を観察する検査です。
胃の様々な部位を撮影するために、身体の向きを変えて色々な方向から胃のレントゲン画像を撮影します。検査時間は約10分です。
検査当日は朝食が食べられないなど、検査を受ける際の注意事項があります。
バリウム検査後、排便遅延や糞便が硬くなることがありますし、バリウムを飲む時に誤嚥することもあります。また、非常にまれですが、消化管穿孔(せんこう:消化管が破れてしまうこと)が起こることがあります。

胃内視鏡検査
胃内視鏡検査の様子のイラスト

胃の中を内視鏡で直接観察する検査です。内視鏡を口ないしは鼻から挿入するため、検査の準備として、のどないしは鼻の麻酔や鎮痙剤(ちんけいざい:胃の動きを抑える薬)を使います。
内視鏡検査は、左側臥位(左を下にした横向き)で行います。検査時間は約10分です。
検査当日は朝食が食べられないなど、検査を受ける際の注意事項があります。
まれに、注射や麻酔によるショック、内視鏡による出血や穿孔(食道や胃などに穴をあけてしまうこと)が起きることがあります。
胃内視鏡検査は、50歳以上の方が2年に1回受けることが推奨されています。

 

胃X線検査、胃内視鏡検査ともに、検査を受ける前には、担当者などから検査の準備、内容、不利益などについて十分な説明を受けてください。

肺がん(参考:厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」)

対象となる年齢:40歳以上

受診のタイミング:1年に1回

どんな検査?:胸部X線検査と喀痰細胞診の併用

胸部X線検査の様子のイラスト

胸部X線検査は一般の健康診断などでも行われている検査です。X線撮影室で上半身裸あるいは検査着に着替えます。検査機械に胸を押し付け、息を大きく吸って、しっかり止めたところで撮影します。
さらに、たばこを吸っている方や肺がんのリスクが高いと判断される方には喀痰細胞診を実施します。喀痰細胞診は、3日間の痰を容器にとって、気管支等のがんから痰に混じって出てくるがん細胞の有無を、顕微鏡で観察します。

大腸がん(参考:厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」)

対象となる年齢:40歳以上

受診のタイミング:1年に1回

どんな検査?:便潜血検査

大腸がん検診イメージのイラスト

がんやポリープなどの大腸疾患があると大腸内に出血することがあります。便潜血検査は、その血液を検出する検査です。2日間の便を別々の容器にとって検査します。

乳がん(女性のみ)(参考:厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」)

対象となる年齢:40歳以上

受診のタイミング:2年に1回

どんな検査?:マンモグラフィ検診

乳がん検診の様子のイラスト

専用の撮影装置に乳房を片方ずつはさんでX線撮影を行います。

子宮頸がん(女性のみ)(参考:厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」)

対象となる年齢:20歳以上

受診のタイミング:2年に1回

どんな検査?:子宮頸部細胞診、内診

子宮頚がん検診イメージのイラスト

婦人科の専門医によって綿棒やブラシなどで子宮頸部から細胞をとります。月経中の場合は十分な検査ができない場合があります。さらに、婦人科の専門医による内診を併せて実施します。

子宮がん検診一口メモ

  • 診察台を思うと抵抗感がありますが、検査中はできるだけリラックスして、力を抜いていれば痛みもなく、あっという間に終わります。
  • 問診時には前回の月経の日にちと周期を必ず聞かれます。メモをしていくとよいですよ。
  • 検査当日はスカート着用がおすすめです。

お住いの市町村のがん検診問い合わせ一覧

市町村名をクリックすると、その市町村のがん検診に関するページへリンクします。

がん検診問い合わせ一覧
市町村 担当課・係 電話番号
新潟市 健康増進課 がん検診推進担当 025-212-8162
新潟市北区 健康福祉課 健康増進係 025-387-1340
新潟市東区 健康福祉課 健康増進係 025-250-2350
新潟市中央区 健康福祉課 健康増進係 025-223-7246
新潟市江南区 健康福祉課 健康増進係 025-382-4316
新潟市秋葉区 健康福祉課 健康増進係 0250-25-5686
新潟市南区 健康福祉課 健康増進係 025-372-6385
新潟市西区 健康福祉課 健康増進係 025-264-7433
新潟市西蒲区 健康福祉課 健康増進係 0256-72-8380
村上市 保健医療課 健康支援室 0254-53-2111
関川村 健康福祉課 健康推進班 0254-64-1472
粟島浦村 保健福祉課 0254-55-2111
新発田市 健康推進課 成人保健係 0254-28-9212
阿賀野市 健康推進課 成人係 0250-62-2510(代表)
胎内市 健康づくり課 元気応援係 0254-44-8680
聖籠町 保健福祉課 健康推進係 0254-27-6511
五泉市 健康福祉課 健康づくり係 0250-43-3911
阿賀町 こども・健康推進課 健康推進係 0254-92-5762
三条市 健康づくり課 健診係 0256-34-5443
燕市 健康づくり課 健康推進係 0256-77-8182
加茂市 健康福祉課 健康づくり係 0256-52-0080(代表)
田上町 保健福祉課 保健係 0256-57-6112
弥彦村 健康推進課 健康推進係 0256-94-3139
長岡市 健康増進課 0258-32-5000
見附市 健康福祉課 予防医療係 0258-61-1370 
出雲崎町 保健福祉課 保険健康係 0258-78-2293
小千谷市 健康・子育て応援課 健康増進係 0258-83-3640
魚沼市 健康増進課 保健係 025-792-9763
南魚沼市 保健課 保健業務班 025-773-6811
湯沢町 健康増進課 健康増進係 025-784-3149
十日町市 健康づくり推進課 成人保健係 025-757-9764
津南町 福祉保健課 健康班 025-765-3114
柏崎市 健康推進課 健診係 0257-20-4211
刈羽村 福祉保健課 0257-45-3916
上越市 健康づくり推進課 健診・相談係 025-520-5842
妙高市 健康保険課 0255-74-0013
糸魚川市 健康増進課 保健係 025-552-1511
佐渡市 健康医療対策課 健康増進係 0259-63-3115

この記事に関するお問い合わせ先

健康づくり支援課 成人保健係

住所: 950-8570 新潟市中央区新光町4番地1
電話: 025-280-5199 ファクシミリ: 025-285-8757

更新日:2023年04月01日